仕手情報は本当は儲からない

仕手情報は本当は儲からない

買収などの仕手情報は入手できれば儲かると誰もが考えます。でも、事実はかなり違っていました。

兜町の近くの証券会社に入社

東京の証券会社に入った。

さあ、投資の勉強をするぞ!

小さい証券会社に入ったのは正解だった。

大証券では、営業のノルマがきつく相場の勉強をしているヒマがないのはすぐにわかった。僕の大学で大証券や準大手証券に入った友人たちは、毎日夜遅くまで営業の数字に追われていた。

僕の入った小さな証券会社は、そういう営業のノルマが無かった。

そして・・・・情報集めにはうれしいメリットもあった。

僕の入った証券会社は・・

「仕手筋や大物相場師がよく使う証券会社として有名」

・・・だったのだ。

実際、そういう人をお客さんとしてもっている歩合制の大物営業マンがかなりいたのだ。

オーシ、これで凄い情報が集まるぞ!

・・・ そして、希望通り情報が集まりだしたのだ。

投資の秘密情報といわれているものが大量に流れてきた。

その中には、買収や仕手戦の情報も大量に入っていた。

情報の洪水

「●●が、カーボンやるらしい」

「次は、同和鉱業・・・だってよ」

「・・・・ ・・・次は 」

・・・もう情報の洪水であった。

入社して半年くらいは興奮の連続だった。

聞いた事もない情報が次から次へと流れてくるのだ。

それも、仕手筋の担当の営業マンから流れてくるのだからかなりの鮮度がある。

・・・そう、

・・・かなりの鮮度がある・・・はずなのだ。

その考えは正しかった。

しかし、青年キヨヒサはとても重要な「ある事」を見落としていた。

そのある事とは・・・

キヨヒサは、狙い通りの情報の洪水の中で嬉しさで一杯だった。だってこの情報を元に売買をすれば、大儲けが間違いないからだ。

これが、僕が待ち望んでいた世界だーーーーー!

これで、俺は大金持ちだーーーーーー!

青年キヨヒサは、そう叫びたかった。

いや、心の中ではそう叫んでいたのだ。

そして、心の中では・・・・泣いていた。

この涙は「うれし涙」。

今まで流してきた「くやし涙」とは違う。

青年キヨヒサは、自分が将来大金持ちになる夢をどんどん膨らませていた。

だが・・・

その通りには・・・・・・

・・・ 次回へ続く

まとめ

「情報の洪水」

情報集めの為に東京に出た青年キヨヒサ。そこで狙い通りに沢山の投資情報を手に入れます。

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