第23回 FXで南アフリカランドはなぜ失敗し易いのか  

第23回 FXで南アフリカランドはなぜ失敗し易いのか  

南アフリカランドでスワップ投資をするのがなぜいけないのか。これは、過去の歴史を見てみるとわかります。

南アフリカランドの教訓

資産運用2倍投資術での運用通貨は別に豪ドルでなくてもかまいません。ただ、南アフリカランドのような新興国通貨は禁止です。

新興国通貨は長期的には下がり易い特徴を持っています。スワップ金利が高くてもそれ以上に下げ易いのです。

勿論、短期的には暴騰して大儲けできたりもします。でも、この資産運用2倍投資術は数年放置するわけですので、そういう通貨は非常にリスクが高いということになります。

【破滅の星】南アフリカランド 30年史

これは、私が2年ほどまえに出した無料レポートです。この中に、今までの南アフリカランドの30年間の値動きを乗せています。

読んでみてどう思いますか?

もしも、30年前にこの通貨でスワップ投資を始めたら大変な事になっていますよね。

だって・・・560円が16円にまで下がり続けているんですから。これは米ドルに置き換えるとこういう事です。

1米ドル=90円 ⇒ 1米ドル=2.7円

超超超・・・円高ですね。

ここでの数値自体は、日本円に換算するために加工しているため完全に正確な数値ではありません。それでも、これくらいの勢いで暴落し続けたのは間違いないのです。

これがここ2〜3年の動きをみてもわかります。

南アフリカランドの宿命

円安の天井をつけた2007〜8年から2010年現在までの値動きをちょと見てみましょう。

  • *南アフリカランド
  • 当時の天井 18円台 ⇒ 2010年現在 12円台 約34%下落
  • *豪ドル
  • 当時の天井100円台 ⇒ 2010年現在 80円台 約20%下落

南アフリカランドだけでなく、2007〜8年に多くの通貨が円安で天井をつけてその後に暴落しています。

超円高で大きく暴落した後は、円安傾向となり現在まで少しづつ上昇してきています。その時の戻り方を見てみると新興国通貨の特徴が浮き上がってきます。

上記のように通貨別に比較していくと、「新興国の戻りが悪い」事がよくわかりますよね。南アフリカランドのような新興国通貨の値動きには以下の特徴があります。

  • 円高の時は他の通貨よりも暴落し易い。
  • 円安の時の戻りは少なめの時が多い。
  • 数年に一度くらい暴騰する事があるがその後は暴落し易い。

短期的には急上昇したりするのですが、長期的には下がり易いため、長期保有のスワップ投資には向かないのです。

上記のような感じで受け取るスワップ金利よりも為替の値が下がって損が増えるだけになり易いのです。

資産運用2倍投資術方針:新興国通貨は禁止

私のメルマガでは、昔からこういった新興国通貨はスワップ投資の不適通貨としています。トルコリラや他の新興国通貨も同様です。

勿論、新興国の中には昔の日本のようにのしあがってくる国だってあります。でも、本当にのしあがってくる国は「ほんの一握り」なのです。

例えば、日本が良い例です。昔日本が新興国と呼ばれた時代に日本よりレベルが高い新興国と呼ばれていた国の中に「メキシコ」や「アルゼンチン」などがありました。

これらの国のほとんどは、数十年たった今も未だに「新興国」の中にいます。

新興国から先進国の仲間入りをするのはそれだけ狭き門なのです。

そういう国に投資をしたい・・・というのであればそれはそれで構わないと思います。

でも、その場合は純粋に「トレード」として運用すべきです。間違ってもスワップ投資の対象にしてはいけません。

安全に手堅く資産を増やしていくためにも運用通貨選定は充分に注意して下さい。

次回へ続く

まとめ

「南アフリカランドの教訓」

長期的には下がり易い傾向を持つのが新興国通貨の特徴です。表向きの高すぎるスワップ金利に惑わされないでいきましょう。

まあ、気楽にいきましょう。

参考:2012年現在この運用に向く業者は、豪ドル高スワップ金利提供を続けているライブスター証券です。南アフリカランドでは、スプレッドの狭さとスワップ金利の高さの両方を併せ持つSBIFXがぬきんでています。

最新情報は以下も参考にされて下さい。

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